kimura haruka no nikki
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アニメ飯第一回「ニシンとかぼちゃのパイ」〜『魔女の宅急便』より
アニメに登場する美味しそうな(或いは美味しいか美味しくないかはわからないが印象的な)
料理に注目する「アニメ飯」文化。
多くの方が、実際にそれを調理してみたりしていますよね!

私も、友人と挑戦してみることにしました…!
相棒は、3DCG映像作家であり料理上手な奥様:青山桃実さんです。

第一回のテーマは…『魔女の宅急便』より
☆ニシンとかぼちゃのパイ☆
ヒロインのキキが、依頼者のご夫人を助けてかまどで焼いたこのパイを
土砂降りの雨の中、ご婦人の孫娘の誕生日パーティ会場に届けますが、
当の孫娘は「私、このパイ嫌いなのよね…」と
キキに対し、邪険とも言えるような応対。
何度見ても胸が痛い…あまりにも有名なあのシーンです。
実際の画像がコチラ↓

変わった組み合わせの食材と、日本人には馴染みの薄いオーブン料理…
一体どんな味なのか?孫娘に嫌われるのは美味しくないからなのか?
長年に渡り謎の多いこの料理…

さて、では…
私たちの「ニシンとかぼちゃのパイ」がコチラです…!

これがさ…
食べたことない甘酸っぱいような味なんだけど……

最っっ高に旨かった!!!!
このパイが嫌いって、あの孫娘どうなっとんの?
そのせいでまるで報われなかったあの日のキキの失望を返しておくれよっ!!

つけ合わせはサーモンと黄えんどう豆とハーブのスープ。これも桃実婦人にとっては北欧時代に馴染みのメニューだとか。

〜完成までの流れ〜
レシピは桃実婦人が北欧育ちのプロフィールを発揮して、考察を重ねて準備していてくれました。

当日まず私がやらせてもらったのは、完成イメージイラスト。 ▼桃実婦人撮影
▼桃実婦人撮影

ポイントは、なんといっても、あの特徴的な、パイ生地で作った魚!                  
どこのパーツをどの手順で作るか、相談して決めていきました。

パイの下はどのような構造になっているかというと…
下から順に
 ̄コショウでよく炒めたタマネギ
▲縫鵐縫の摩り下ろし入り生クリーム
3兩擇蠅里ぼちゃ
ぅ縫轡鵑凌歡劼
ゥ繊璽

これ、い離縫轡鵑凌歡劼韻ポイント!
ネットに出回っているこのパイのレシピではたいてい
ニシンのオイル漬けアンチョビを使用しているそうです。
しかし北欧ではアンチョビといえば酢漬けとのこと。
魔女宅の舞台も、仮にスウェーデンとなっているので、この北欧スタイルの食材なのではないか?
というのが桃実婦人の推理。なるほど〜ですね!

そしていよいよパイ生地のカット! ▼桃実婦人撮影

包丁wぶれてるwwこえええ!www
これは料理というより図工に近かったかも。
ポイントは、わざわざ3パーツをカットして重ねたウロコと、帯状の生地を2本カットしてねじる額縁部分。
もう一度、上の完成画像を確認してくれっ!

パイ生地のニシンを配置して、最後にレーズンを乗せ、30分ほどオーブンで加熱。
(レーズンにするかブラックオリーブにするかでも、桃実婦人は相当悩んでました。)

いやー楽しかったし美味しかった!
大好きなジブリ作品の料理を実際に作れたことも感激だし、
桃実婦人のおかげで、舞台となっている地方を学び、その歴史や風土を想像することで、
結果的に映画内の登場人物を追体験できたような気がします…
こういう遊びの範疇を超えた、大人になったからこそできる本気の遊び。
今後もガチでやっていきたいです。
いいアニメ飯あったら、教えてください(笑)

あと…

桃実婦人の自主制作3DCG映像作品『クロノクラヴィス』も鋭意制作中なんだよ!
私も、ルー役で出演してます。よろしくね!!
posted by kimuraharuka | 13:31 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
一年ぶりのプロレス観戦
あきやまかおるちゃんのお手配で、
一年ぶりにプロレスを見せてもらいましたー!
『TAKA&タイチ興行 PART4』
ちょうど一年前に東京ドームでの新春興行見て以来、
しかも新宿FACEでの興行だったので、選手が近い!
迫力があって、とっても楽しく観戦しましたよー^^

せっかく一眼レフも買ったし、撮影もしてきました。
席位置の関係上、同アングルからのみの撮影でお退屈かもしれませんが、よかったらご覧くださいませ☆

▼今回のお目当ては「がばいじいちゃん」選手。

ええ、おじいちゃんです。

▼試合も、まるでお孫さんをお散歩させるかのような優しさ…

かと思うと突然俊敏に動いたりもするところが、がばいじいちゃん選手の魅力です(笑)

▼さて、じいちゃん選手も杖を上手く使いロープパフォーマンスを…

レフェリーさんも手厚くサポート!!

残念ながら今回は、じいちゃん選手負けてしまったのですが、会場は終始微笑み溢れるひと時となりました。

そして、今回わたくしがもっとも湧いた一戦
▼鈴木みのるVS飯塚高史

流血…場外乱闘…猛獣みたいな巨体が目の前に…
狂気を孕んだ選手の表情に我を忘れてシャッター切りました。

▼パイプ椅子もこうして正しく使われます

▼若い子たちが止めに入って、わいわいわーい。


この他にも5戦くらいあったので盛り沢山で大満足ー☆
真剣勝負からエンターティンメント性ある試合まで、どれもそれぞれに楽しめました!

私の腕では、似たような写真ばかりになってしまうので、特にお気に入りの一枚を。
かおるちゃん一押しの外道選手の飛躍!素晴らしい試合でした!
posted by kimuraharuka | 21:48 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
宮崎駿、という人
長編作品の制作から退かれるということが本人の言葉で発表されました。

もちろんとてつもなく残念ではありますが、
私なりに、ハウル以降くらいからこのことを覚悟して、心の準備をしてきたので、
スッキリとそのことを受け止めています。
彼の、あらゆる形での引退を。

そして『風立ちぬ』という新作があり、
そのおかげで監督が自分の意志で幕を引けたことに、心から拍手を送りたいのです。
あれだけ周りにザワザワ騒がれながら多くの数字を動かす物作りをしてきた方が
「自分で終われた」ことを、
一ファンとして、本当にうれしく思っています。

だから「寂しいけどよかった」と思えるのです。


記者会見の様子をニュースで見ました。
そうしたらすこし泣いてしまいました。
それは、監督の仰っていることがとてもよくわかったからです。
私も声優としてアニメーション作りに携わり、舞台制作の中での劇作をやってきたりしたことで、
彼が命を絞って私たちに映画を届けてくれていたことを、現実的に感じることができました。
それが、言葉から伝わって、感謝の念があらためて強くなりました。

宮崎監督は常に子どもたちのために「この世は生きるに値する」と伝えなければと制作に努められたそうです。
だとするならば、
幼少時分から多感な10代、そして夢を仕事にする中で、
彼の作った映画を傍らに過ごしてきた私は、
まさに彼によって「この世は生きるに値する」と知らされた子どもです。
彼の作品も彼の姿も、私にそれを伝えてくれました。
このことは私の人生にとってもっとも幸運なことのひとつだと思っています。
私たちにそれを教えてくださろうとするあまり、吾朗さんを孤独にさせてしまったのではないかと心配になるほどです。
でもそれが、あの方らしい、人間らしい矛盾です。


この後どのように過ごされるのかわかりませんが、ひとまずの見事な幕引きでした。
宮崎駿監督、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
posted by kimuraharuka | 00:39 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
私にも ちょっと 似ている
奈良美智個展
「君や 僕に ちょっと似ている」

2012/7/14〜9/23 @横浜美術館
に行ってきました☆


入口入ってすぐのグランドギャラリーに展示されている巨大オブジェ。

奈良さんの作品を目にするようになったのは、10代後半の頃からだった気がします。
その頃は、マンガ風の二頭身キャラのような可愛らしい絵柄なのに、
なぜ彼の絵が「アート」として扱われるのかよくわからず
「不思議なものが流行っているなぁ」なんて思っていました。

今回の個展は作品のほぼ全てが2011〜2012にかけての新作で、
私も初めて奈良さんの作品を至近距離で時間をかけて見たわけですが…
ほんとうに感動しました!

当たり前だと笑われてしまうかもしれませんが、
本の装丁などの印刷で目にするものとは桁外れのダイナミズムを感じることができました。

特に大きなカラーの作品からは、
質感・立体感・存在感・温度・感情…
が絵の具の塗りで表現されていて、
描かれた少女たちをとても愛しく思えました。

夏休みの横浜美術館には親子連れのお客さまが多く、
子供たちも「かわいい」と笑いながら展示を見ていて、客層を選ばない奈良作品の魅力も発見できましたし、
常設展では90〜80年代に遡る作品も見ることもできたので、
私にとってはずっと不思議だった「マンガアート」的絵柄がなにかの模倣ではなく、
私の観測範囲外の奈良さんのキャリアの中で出来上がったオリジナルなんだなぁと思い、
なんだかジーンとしました。

特撮博物館と並んで、この夏のオススメ美術展です!
ぜひ遊びに行ってみてくださいませ☆

撮影:SAYAKA
…小学生みたいな写りかた(笑)
posted by kimuraharuka | 21:06 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
ヘルスケ!
岡崎京子原作・蜷川実花監督・沢尻エリカ主演の
映画「ヘルタースケルター」を見てきました!


夏は「グスコーブドリ」やピクサーの「メリダ」など
アニメも目玉作品目白押しなのですが、
なぜかいち早くこれを見てしまった私…

視覚ではその美しい世界を楽しみながらも、
女性や芸能界に関わるものとしては
心を抉られるようなエピソードが続き、
このバランス感覚がまさに蜷川実花監督!
という感じで大満足の出来栄えです。

主演の沢尻エリカさんもどハマりで
素晴らしい熱演ぶり!
今の彼女にしかできないことを
やりきっていると思います。

「鏡よ鏡…この世で一番美しいのはだあれ?」

このセリフを鏡ごしで唱えて
これほど説得力ある女優さんは
なかなかいないと思います。

そう、特にこの鏡ごしの演技。
完璧に作り上げた
自分の「姿」と向き合っている時の視線が
とても鬼気迫っており印象的でした。

あと個人的に感心したのは、
沢尻さんは言葉の発音が
とてもきれいだということです。
あとから録音したであろうモノローグも
演技中の掛け合いのセリフも
とてもきれいに聞こえます。
「強さ」と「あとに引けない」感じが表れてて
効果的でもありました。

他も見事なキャスティングで、
なんというか…
映画から得られる満足感の内容は人それぞれだけど、
映画館で映画見るには1000〜2000円払うわけで、
最低限どのカットも画面がこれだけ美しければ、
なににお金出したかがわかりやすくて清々しい(笑)


主人公のリリコは、私が4月にクロジで演じた潘金蓮によく似ていた。
だから彼女のことがよくわかり、
その激しさも哀しさも他人事には思えなくて、
シーンによっては呻きそうになった。

金蓮は…いつもは私の中にいないけど、
あらゆる物語の中にも街にも溢れてるどこにでもいる女性で、
私はこうして時々思わぬタイミングで彼女たちに出くわしては
金蓮のことを何度も血肉レベルで思い出しては
涙が出てくる。

金蓮のおかげで、
それまでわからなかった感情や行動が
すこしわかるようになった。
それは私にとっては新しい価値観だし、
こうして公演が終わってからも彼女を感じられるのは
素直にうれしくもあります。
posted by kimuraharuka | 01:37 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
☆1月の鑑賞☆
うぷぷ。もう二月になってしまったぅ!
とりあえず落ち着いて1月の鑑賞の記録ををを。

1月はあまり芝居を見ていません。
その他のもので結構よい刺激があったので、
それらをお伝えさせてねー


ブラジル「イエスタディ」@座高円寺
小劇場の大好きな役者さんがたくさん出演してらしたので見に行きました。
信頼のおける役者さんが出ていらっしゃることがキッカケで
公演を追っかけていくことは、よくあります。


首藤康之ドキュメンタリー映画
「今日と明日の間で」東京都写真美術館
世界的なバレエダンサー・首藤康之さんのドキュメンタリーです。
本人や恩師・共演者へのインタビューだけでなく、
レッスン風景から、実際の公演の模様、
この映画のために振付けられた作品も見ることができます。
前々から興味を抱いていた首藤さんの「入門編」としては
とても上質で親切な映像作品で、大満足。
ほんとうに美しくて気高い、でもとても生真面目で笑顔のかわいらしい方です。
テーマ音楽は椎名林檎さん。



松井冬子世界中の子と友達になれる」@横浜美術館
日本で初めての日本画家博士号を持つ、松井冬子さん。
初めての大規模な個展になります。
とても素晴らしい展示会でした。
3月までやっているので、興味のある方は是非!
松井さんの絵は、日本画の手法で描かれながらも、
テーマはご自身の体験や心象を映していくような…
そう遠くない現代に生きる女性として、とても共感できるものです。
グロテスクなもの・痛々しいものもあるので、
こういったものを男性がどう感じるかはとても興味があるところ。
今回の展示では日本画の制作過程での習作やレイアウトも見られるので、
どんなに才能や技術に恵まれたとしても、
作品完成に向けて、これほどの過程を乗り越えるだけで、
それはだれしもできることではないと、納得させられました。


鵺的「カップルズ」@下北沢「劇」小劇場
鵺的を初めて見たのはもう2年位前だっただろうか?
近年主宰・高木さんの各方面での活躍や他劇団などとの交際などを方々で目にしていました
久しぶりに目にした今公演は、
それらの体験が脚本にも演出にも結実しているように感じられ、感心!
相変わらず「いわゆる善人」は出てこないし、
感情移入の隙もなく深くて不快なヤリトリ、
変態的・狂人的な趣味嗜好の登場人物も多いので、
中にはビックリするお客さまもいるかもしれないけれど、
常人の視点を常に意識しているのでとても見やすかったのです。
そして、幕が降りる頃には
その鋭い登場人物たちが、とても純粋で、どこか親近感さえ湧く存在になっている。
これからも、鵺的を楽しみにしたいと思いますっ


とりあえずこのような4本をご紹介させていただきました。
芝居を作る人間として観劇は基本的に好きですが、
最近は特にそれ以外のカルチャーから得られるものが
大きく、そして深いです。

それは必ずしも直接的な手法や刺激ではないのだけれど…

他の芸術に触れることで、
不思議と…
演劇と関わる自分がふっと救われるような、そんな感じ。なのです。
posted by kimuraharuka | 23:37 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
☆12月観劇☆
12月観劇多かったー!これでも削ったあー!ざっくり行くでよ!

ままごと「あゆみ」@横浜赤レンガ倉庫1号館
「わが星」を見てから、すっかり骨抜きゾッコンになったままごと。
あの感動と衝撃を確かめるため「あゆみ」へ…
すごい。すごすぎた。
素晴らしすぎて怖くなり、自分が物作りする意味すら奪わる勢い。
最も新しく、しかしこの先まったく霞むことのない
不屈の舞台芸術。人類皆見るべき。

演劇集団砂地 番外公演「令嬢ジュリー」@SPACE雑遊
福圓美里客演。
すごく久しぶりに、彼女をただ役者として見た気がする。
暗い地下の空間で、もしこの女優が一生これをやり続けるなら、
私は「この読後感」を味わうために、いつでも劇場に足を運ぶだろう。

Defrosters vol.3「へとんしれん」@高田馬場RABINEST
同じ事務所の佐藤達さん・西地修哉さんご出演の舞台。
元より好きだった根津さん異儀田さんも出ておられるし、とホクホク観劇。
全編宮崎弁の演劇!流暢な方言が生き生き聞こえてきました!
シンプルだけど、確かにいい本だ。なるほど〜

壺会 第11回公演
「ある日、私は金色のはなびらをこわごわとその意思の体に」
@ブローダーハウス
同級生の劇団です。
昔手伝ってたので、私の演劇原体験はやっぱりここ。
そして、矢野明日香も、升望も、出ています。
たぶん彼女たちはすんなりしてるだけなのに、
いつでも壺会にしか作れないものが作れてる。

ヘロヘロQカムパニー 第26回公演
「ホタエナッ!!〜Who Killed Ryoma ?〜」
@全労済ホール/スペース・ゼロ
お世話になっておりますヘロQさまっ!
(でも実はなによりも山中久代の復帰公演なのです)
ここのところヘロQと言えば、
横溝ミステリの舞台化や時代物などを立て続けに見ていたので、
久しぶりの現代劇は、とってもサービス満点で、
関さんの掌の上で「ぅわぁーい」頃がされた感じ(笑)

■Kitty-Guys 本公演4kg「ポセイドンの孫とYシャツと私」
@中目黒ウッディーシアター
すっかり友だちの熊脇くんが演出するコメディ、見に行ってきました。
熊くんの中には「作りたい笑い」がちゃんとある。
私はそれがなんとなくわかるけど、まだ完全体を見たことはない気がする。
だからこれから見られると思う。楽しみ、なんだぜ。

■「ブレーメン」@下北沢駅前劇場 
2011年最後の観劇はこれ!
同じ事務所の細見大輔さんご出演の舞台。こちらもコメディ。
多種多様な舞台・各方面で超絶ご活躍の
大人の男優たちが、汗だくで楽しませてくれた公演でした。
細見さんにもご挨拶できたし!よかた!


12月の観劇で思ったこと。
劇団が持ってる「気分」てすごく大事。
「ここの芝居見に行くと”こういう気分になれる”」ってこと。
それが〈笑い〉でもいい。〈ダーク〉でもいい。〈耽美〉でもいい。
ハッキリ言ってなんでもいいんだと思う。
でもお客様はせっかくお金払うんだから
「ちゃんと攫われたい」よね?
その「気分」をどうやって生み出すか・・・
自然に生まれる場合もあるだろうし、
考えて戦って練り上げる場合もあるだろうし。

さて、そしてそして!

【2011年のBEST!】 …独断と偏見

ままごと「わが星」 
…衝撃。彼方の感性から手渡される鋭い光。
全く新しいのに、全てが懐かしくて、結果私は本当に励まされました。
KAKUTA「ひとよ」
…すぐ上の世代に、こういう全方位対象の間違いない演劇を作れる人々がいることの、
頼もしさに背筋ピーン!
「天守物語」
…舞台は、芸術である。アイデンティティの吐き出し口ではなくて、
確実に美しいものを人に見せるために在る。ということを思い出させてくれました。


こちらの3本です。
まったく違う方向性に抜きん出ていました。
もちろん、私が目撃できた数少ない作品のうちの3本なのですが。

2012年も、作る・見る・伝える。がんばりまーす
posted by kimuraharuka | 02:12 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
☆11月観劇☆
遅くなりましたが、
さくっと11月の観劇をまとめさせてくださーい☆


■文学座「岸田國士傑作短編集」
@紀伊国屋サザンシアター
沢城みゆきちゃんに誘っていただいて見に行った舞台。
岸田國士と言えば!
「岸田國士戯曲賞」という賞の名前にも残るほどの
偉大な劇作家であり、文学座の創設者のひとり。
作品を通して、昭和初期の風俗・風習、
古めかしい言葉遣いの美しさを味わえます。
これはちょっと渋め!
でも私は、20代前半頃に岸田國士の戯曲を
一時期だいぶお稽古していたので、
懐かしく愛しい気持ちで拝見しました。
お稽古でいいから、またやりたいなぁー

■箱庭円舞曲「いつも誰かのせいにする」
@下北沢駅前劇場

スタイリッシュでシニカル。
でも実はしっかり社会派な箱庭!
いつでも「今この時代の中で」物語を作れる作家性を尊敬してます。


■新国立劇場「天守物語」
@中劇場
事務所のマネージャさんにオススメされて見に行きました。
いつもシモキタとかの小汚ねえ芝居小屋で
ニタニタ笑いながら観劇してる私なので、
新国立劇場の眩さには開演前からテンション最高潮(笑)
天守物語は泉鏡花原作の幽玄で魔的な世界観。
神であり魔物である美しい姫の悲恋の物語です。
稼働する舞台や衣装の色彩・音響を駆使して、
その美しい物語空間を顕現。
初めは古典の言葉遣いがとっつきにくいかもしれませんが
お伽話のようなシンプルな筋立てなので、
目で見て楽しめるものになっていました。
あまりにも華美で豪奢な時間…さすが新国立!
少し価値観が変わった気がします…!


■スプリングマン「雨とマッシュルーム」@中野MOMO
クロジ関係観劇☆
作演出の澁谷光平さん、
共演仲間である、あきやまかおる・市来光弘・武藤啓太が
出演していました。
見ていたら、単純に、
私も早くみんなとお芝居したくなっちゃった(笑)


11月はそんなところでーす。
古典的で芸術性の高い舞台に触れる機会の多いひと月でした!


posted by kimuraharuka | 18:51 | 鑑賞と研究 | comments(1) | - |
10月の観劇まとめ
劇団スカッシュ「SiLENT」@サンモールスタジオ
今回も劇団員のみの男4人芝居。
ほとばしる汗と熱い芝居が見たい!
そんなときはスカッシュがある。スカッシュは絶対裏切らない熱さでいつもそこにいてくれる。
熱い芝居に引く、というようなこともスカッシュに限ってはありえない。
それはなんでなんだろ?
それはきっと、彼らの描写する物語と人物に嘘がなくて、
滑稽だったりずるかったり臆病だったり、ちゃんと「ダメ」だからかな。
まずその場にいるだれよりも先に血だるまになって
観客の心に飛び込んでくる今のスカッシュの4人がすごく好き。


10 minuts of ONE MAN play【第二弾】
@SARAVAH東京
8月に参加させていただいた一人芝居のイベントがなんと第二弾!
まさか本当に続けるとは(笑)
なんとかスケジュールに都合がついて見にいけました。
第一弾とはまた違ったメンバーに刺激を受けて、
見ていたらまんまとやりたくなっちゃったよー
今回は友人の吉川くん(PPPP所属であり同事務所)も挑戦☆
なんと一人芝居なのに一人5役っ…無謀…www
でもそれぐらい無茶なほうがいいよね。
だってたった10分だもん。
どんな手を使ってでもお客さまの注目を引きつける工夫をすべき!
攻めてたな〜
またチャンスがあれば私も是非参加したいと思いましたっ


風琴工房「Archives of Leviathan」@スズナリ
青色発光ダイオードを開発した男とそれに纏わる人々と会社の物語。
科学者≠会社人。
これはすごい!あー面白かった!
風琴はいつも実在の人物・実際の事件や出来事を入念に調べ上げて下敷きにして、
それを物語に編み上げています。
今回は理系な内容だったので、遠慮なく飛び交う専門用語に
初め頭が追いつかないかもしれませんが、
やがてそこに描かれているのが情報ではなく
感情のドラマなのだということがわかるはず。
だれもが目指していたある研究開発…なのに、
「科学者の仕事」と「会社人の仕事」は必ずしも等しくない。
そして美術や音響の美しさ。舞台芸術の極み。
社会派なのに、心情たっぷりで芸術的。
今回の風琴はすごかったです!



イノコリ喫茶店公演「隣の食卓は美味しくない」
@Gallery&Cafe FIND
クロジの公演を陰ながら支えてくれている
劇団イノコリの作家兼演出助手の野邊ちゃんと役者の中くん、
そしてクロジ「異説 金瓶梅」では共演の巣山くんが客演している喫茶店でのお芝居。
野邊ちゃんにとっては「初!作演出」作品でした。
めでたいし、なんか感動するじゃん…!
カフェという小さな空間でのささやかな作品ともいえるのですが、
音楽や照明やちょっとした小物も行き届いていて、
とても好感の持てる演劇空間だったと思います。



KAKUTA第22回公演「ひとよ」@シアタートラム
そしてこの10月を締めくくるのはこれだ!
KAKUTAのことは大好きでいつも安心して
もう単なる楽しみで見に行ってるんだけど、
今回はまた素晴らしかった。
人が泣くとき、人が笑うとき、
そんな当たり前のはずの光景を
KAKUTAの物語はいつも宝物のようなドラマにしてしまう。
劇団員も、集まる客演さんも、
「上手い」っていうか、なんていうか、
「見ているうちにいつの間にか私の大切な人になってしまう」現象。
兎に角魅力的。


今月は当たり月ー☆
見に行ったどのお芝居も面白くて、刺激になった。
みなさん素敵な舞台をありがとうございます!
同年代の劇団・後輩的な劇団・そして先達の劇団
それぞれから励まされるし、
長年舞台を続ける辛さも想像できるからこそ、
「よかった!」「また見たい!」という言葉を
ひとりの客として、その都度ちゃんと伝えていきたい。
と思いました。
posted by kimuraharuka | 12:40 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
身内観劇
「みーちゃんとかおるちゃんとむとぅが客演中…」

というわけで昼夜二本立てで
クロジ仲間たちをチェケラ!σ(☆ε☆ )σ with 松崎亜希子☆


まず昼の部は福圓美里出演の
劇団岸野組
「森の石松外伝 石松と土佐のよばれたれ」
@銀座 博品館劇場


美里はクロジでは絶対に見られないような
ファニーな姿を見せてくれました!
こんな引き出しがあったなんてビックリです!
終演後に少しお話しできたんだけど、すごくほっとした顔をしてくれて、それがすごくうれしかったなー(^∀^)

そして夜の部は…
あきやまかおると武藤啓太出演の

R+ working☆shopping Vol.4
「千のドアとその向こう側に広がる千の季節」
@新宿 タイニイアリス


かおるちゃんとは出会ってからというもの、
一緒に稽古をしているか、そうでなくとも
同じ企画にでていることが多かったので
客席から彼女を見ることが結構新鮮でした。
むとぅるはどんな舞台でも自分の魅力を確かに伝える人です。
2人とも友人として共演者として
すごく刺激的な役者姿を見せてくれてましたよ〜o( 'ヮ' )o


友人の舞台を見るってのは、
普通に好きな舞台を見にいくのとはまた違った
楽しさと少しの緊張があります。
「どんなお芝居に出ているのだろう?」
「ちゃんと魅力を発揮しているかしら?」
「久しぶりに顔を見られてうれしいなぁ」
など な ど …

忌憚ない感想を言い合うのもすごくエネルギーのいること。
友だちであり、共同制作者でもある、
難しさと醍醐味かなぁ〜
posted by kimuraharuka | 11:27 | 鑑賞と研究 | comments(0) | - |
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