kimura haruka no nikki
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「華の棺」の人々
先日無事に終了いたしましたクロジ第13回公演「華の棺」ですが、
この物語への追記を、もうしばしさせていただこうかと思います。

作家:森悠として、
今回出演してくださった役者さん、ひとりひとりに対して、
なにをどう思って、役を書き、「演ってくだされ」と進呈したのかを、お話します。

まずは、
クロジに2回以上出演してくれている方々から…

■大高雄一郎 (灰田遼平/飯尾卓志)
ゆっちは、前回公演「ヒルコ」では主人公をやってくれました。
その時とはガラリと違う役柄を今回は書きました。
特に現代パートの遼平がそうです。
これは前回ご一緒したおかげで、
ゆっちの人柄とか普段の乗りとかに触れて生まれた創作です。
こうして、役者さんと直に出会うことで、
「新しい役を書かせてもらえる」ということがよくあるので、
私にとっては「役を書かせてくれる魅力のある役者」はとてもありがたい存在です。
ゆっちはそんな期待に応えて、遼平と好演。飯尾も格好いい軍人さんでした。
稽古場の面々からも、「今回一番いいやつ!」と人気がありました。

■三原一太 (砂井真/松村徳二)
三原くんは、10回公演「金瓶梅」から連続してクロジに出演してくれており、
もうすっかり常連メンバー。今回が、4つめの作品になります。
本人にも伝えたのですが…
「かみさまのおかお」のおじさんや、「ヒルコ」の砂井が、なかなかいい役だったせいもあり、
なにをやってもらったらいいか、今回全然浮かびませんでした!!(笑)
そのせいで、名前も前回同様「砂井」…ごめんな。
台本上でも、砂井や徳二に関する描写はごく僅かです。
でも、なんとなく、「三原くんなら、この程度書いておけば埋めてくれる、に違いない」という
根拠のない信頼もありました。
そんな横暴な期待に見事に応えてくれた三原くん。とても尊敬している役者さんです。


続いてクロジ初参加の方々…

■釘宮理恵 (丸茂くみ/間島日菜子)
理恵さんのような THE 人気者 をお呼びできた時はつい、
「ふふふふ、クロジでしか見られない理恵さんを見せてやろう…」
という欲目が出ます(笑)
理恵さんのパブリックな印象を起点にして、
なにをしてもらったら、面白いギャップになるか?という想像をするのです。
その象徴なのが、くみの「死ぬ死ぬ宣言」であり、
また妊娠など、女性としてより現実的な問題を孕んだ役をやってもらうことになりました。
(31歳という年齢設定も「リアルな痛さ」にこだわった数字です)
そしてそれとは対照的に、過去パートの日菜子は、
理恵さんの容姿とお声でやってほしい「偶像」です。
末娘、ブラコン甘ったれ、わがまま、キツイ性格…
最高。私の大好きな設定を盛り込みました。

■細見大輔 (間島貴規/間島邦央)
なんせ細見さんですからね…
まさかこのような伝説を召還できるとは思っていなかったので…
ホストとしては全力を尽くすわけですが、
これを最後にもし万が一「もうクロジとかいう女の子劇団とは二度とやんねーわ」と言われてもいいように、
私の細見さんについてのイメージを、過去と現代の2役にコレデモカ!と全部ぶち込みました。
過去パートの邦央に関しては、細見さんの表層(外見や眼差し)の要素を起点に構築し、
現代パートの貴規に関しては、
私が出会った、事務所の先輩で西の明るいお兄さんの細見さんをベースにしました。
…で、演じてもらった結果…
邦央は私にとって「萌えの権化」になっちゃったし、貴規はあんなに健康オタクになっちゃった…
いや、いい意味で!いい!意味!で!
…いやはや、細見大輔恐るべし、でした。

■沢城千春 (入江君彦/間島祥介)
ちっぱーの舞台での姿は、以前に2度ほど見たことがありました。
今回の主人公の設定を考えていたときに、
問題の中心にいるのに「え、おれ?おれが悪いのーん?」と
悪びれずにきょとんとしてる顔が浮かんできて、ちっぱーのことを思い出しました。
過去パートの祥介に関しては、とにかくそれと間逆な人物になるよう描写しました。
稽古が始まる前の執筆中には、ちっぱーとはほとんど話したことがなかったわけですが、
君彦を書き進めるのに、役の描写で迷ったことは一度もなかったので、
それはきっとちっぱーのタレント性なんだと思います。
そして、読み合わせを聞いて、稽古場始まってからは、
ちっぱーがそこにいてくれるだけで、勝算を疑ったことはありません。
でも、稽古をともにする中で、ちっぱーの新しい魅力もたくさん目にすることができたので、
またいつか、なにかを書かせてもらえることがあれば、もっとガラリと違う役を書かせてもらえたらうれしいです。


そしてクロジふたり…

■福圓美里 (ヨリ婆/松村ヨリ)
ヨリ婆という役に関してにとどまらず、今企画のほぼ発端の時点ですでに、
「美里の得意技を封じてみたら…」というアイディアがありました。
おばあさん役、というのは、その「得意技封じ」のために結果出てきた答えだったのです。
私はクロジの正規のメンバーではありませんが、
私は、美里がクロジの舞台の真ん中にいる、ということがとてもうれしいのです。
美里がクロジの舞台の真ん中にいてくれるなら、
美里にとって毎公演毎公演違った挑戦ができる、やりがいのある役を書くことを、執筆の目標にもしています。
というわけで、前回公演「ヒルコ」では天真爛漫なお姫様をやってもらったので、
今回それと間逆の役になりました。
若く美しい女性でなくても、クロジのヒロインはきっと愛される。
それを見事に体現してくれました。

■松崎亜希子 (入江遊子/野瀬芙二子)
あきちゃんの役と、私の役は、どっちがどっちを演じるか最後まで不確定でした。
女優二人分、前世と現世を合わせると、合計4役のタイプを、
「いつもなら、これが私…これはあきちゃん…」と何度も検証していたのですが、
「前世か現世、どちらかの役がちょっとムズイ!」ということになるのです(笑)
いや、当たり前ですよね。
だって美里だっておばあさんに挑戦してるんだから、私たちもやらねばなるまい!
ということで、体格や存在感のバランスを考えてこのキャスティングに。
あきちゃんにとっては、過去パートの芙二子さんが特に課題だったようです。
仕草や目線、細かな演技が要求され、心理的にも、発散する役ではなく一途な思いを秘めつつ鬱屈している役は、
まさに新境地でした。
「じゃあ遊子は演りやすいのかな?」と思うと、それにはそれで体当たり。
どんな役にも近道をしないで、本番までには役の根幹を掴むのが、女優松崎の底力です。


最後に自分自身…

■木村はるか (間島朋絵/永田るい)
他のキャストほとんどが、現代パートをベースにしてご自身に近いパーソナルで書かせていただいたのに、
私の場合は、過去パートのるいがベースになっているみたいです。
きっと、生まれてくる時代を間違えたのですね。
作家の自分が、役者の自分に、役を書き与える。
自分に向いてることと向いてないことは、おおまかにわかっていても、
当然ながら自分が演じやすいように書くわけではなく、あくまで物語のために役を作用させます。
執筆中、頭の片隅で、自分が演じることをもちろん考えながらも、
「まじかー…今回そんなかー…できないと思うー…無理だと思うー…まぁいっか!稽古場で!!」
と思いながら書いています。


物語を書いているとき、もちろん全身全霊で書いてはいるのですが、
所詮私がひとりきり机の上で書いたものを過信することはできません。
稽古場で、みんなに魂と体を持ってして演じていただいたものが、説得力のある物語なっていくと信じています。
私がひとりきり机の上に展開させた物語・ひとりひとりの登場人物が、
役者たちに演じてもらって、お客様の目にも映る形を成したことが、今回もとてもエキサイティングでした。
ご来場ありがとうございました!
posted by kimuraharuka | 11:39 | クロジ | comments(1) | - |
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コメント
バッグは悪くないの、チェーンや部品のボタンは復古、特にチェーンいい手頃、少し小さく重くて、とても悪くない、全体の幅6plusとたいして違わないで、高さ5 sよりやや高い
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